来週、ついに車が引き取られるので、

今日は思い出に海へドライブに出掛けた。

引越し前だし、傷心だし、かなりズタボロなので

海を見たらさっさと帰ってこようと思っていたのに、

いざ海を見たら、なんとなく大学時代を過ごした街まで足を伸ばそうという気になった。

19歳から22歳を過ごした街。

今あの頃を振り返ると、若くて、未来しかなくて

最強だと思うけど、当時よく行ったモールの前を

通り過ぎたら、ふとあの時の寂しい気持ちを思い出した。

実家から離れて、休日の夕方はいつも寂しかった。

その後、あの頃よく走った場所に行ってみた。

そしたらまた、あの頃、悩んでばかりいたことも

思い出した。

その後、大渋滞に巻き込まれながら帰宅した。

スーパー銭湯に行って、マッサージを受けた。

マッサージを受けながら、外が子供の声で騒がしくて、これまた宮崎の頃を思い出した。

あの時、職場の宴会がスーパー銭湯で開かれて、

行きたくなくて仕方なかったこと。

何が言いたいかというと、今振り返ると、つい若さこそが最強だと思う。

けれどあの時も、あの日も、私は寂しかったし、

悩んでいた。年齢なんか関係ない。

もうすっかり連絡がこなくなってしまった彼。

私が何か余計なことをしたのだと思う。

理由も言ってくれなかったから、分からないけど、

急に態度が変わるのを感じるのは辛い。

春は嫌い。

春なんか、早く過ぎ去って欲しい。

それまで元気でいられますように。